足の疲れが出ると、本当に辛いですよね。足は、使いすぎても、使わなすぎても痛くなったり疲れたりする場所です。特に何も考えることなく毎日欠かさず使う、足。絶対に毎日動かして、使っているのに、意外と労ってあげることも少ないパーツでもあります。
ここでは自宅でできる足のケアや、痛みの改善方法を西明石コンディショニング鍼灸整骨院からたっぷり5種類、お伝えします!
足が痛くなる理由
革靴やハイヒールを履く
革靴やハイヒールを履く時間が長い方は、足の裏の筋肉が弱くなり、足首の動きが悪くなる結果、ふくらはぎやスネの筋肉の動きが悪くなります。ふくらはぎやスネの血液はふくらはぎが動かしているため、動きが悪くなると同時に血流が悪くなってしまい、足に痛みが出ることがあります。
運動のしすぎ
日々の生活で運動をしている、歩いている、時にはランニングをする、革靴やハイヒールを履くことはほとんどないけれど足が痛い…という方もいらっしゃいます。
そのような方は、運動の前後に適切なストレッチやケアをしているか、実施した運動量に対して足の休息が足りているかどうかを確認しましょう。
小さな子供たちや学生も、学校の体育の授業で運動をする時は、前後に準備体操やストレッチをします。身体機能が若い子供たちでさえも、運動前後のケアは必要なのです。もしあなたが身体機能が若くないと思うのであれば、運動前後の適切なケアは絶対に必要です。
また、普段の運動に使っている靴が古い、足に合っていない、そもそも歩き方や走り方のフォームに問題があり足の着地などがうまくいっていないことが理由であることも。
足に関連する病気
足の痛みは、外反母趾などの症状が理由のことも。外反母趾の深刻度はレントゲンを撮影してみないとわからないこともあるため、足の親指など、足の指に痛みや赤みが出ているようであれば病院の診察を受けましょう。
痛みや違和感があるのに放置するのが最も良くありません。足に違和感がある時は、病院や鍼灸整骨院など、近所の国家資格を有する治療家のいる場所を尋ねましょう。
自宅でできる改善方法5つ
ここでは、足に痛みがあるときに自宅でできる、痛みを改善させる方法をお伝えします。最後に動画のURLも紹介しています。動画を見ながらストレッチをすることもできるのでぜひ見ながらストレッチを試してみてください。
テニスボールを使うストレッチも紹介します。テニスボールは100円均一のお店や、インターネット、スポーツ用品店で購入できます。柔らかいソフトな者ではなく、ちゃんと硬さのあるテニスの硬式球を使ってくださいね!
テニスボールを使ってできるストレッチ1
このストレッチは、椅子を使います。まずは椅子に腰掛けます。
この時椅子には、深く腰掛けて、背中を椅子の背もたれに当たるようにして体のバランスが崩れないようにしましょう。
テニスボールを足元に転がして、足の裏側だけを使ってテニスボールを転がすように足と足裏を動かしてください。力を入れようとするのではなく、足裏全体がテニスボールに当たるように、土踏まずの位置など普段は地面に触れることのないような部分もテニスボールが当たるように、コロコロと転がしてください。
片方の足が終わったら、もう片方の足でもテニスボールを同じように転がし、ストレッチをします。
この時、2つのテニスボールで両足同時に行うのではなく、1つのテニスボールで右と左と順番に行うようにしてください。両方同時に行うよりも、片足ずつ行って、ボールと足がしっかり触れていること、ボールを使って足裏をほぐすことができていることを意識しながら行うことの方が大切です。
科学的に説明はできませんが、「今からテニスボールを使って足裏をほぐそうとしているよ、いつも自分の体を支えてくれてありがとうね、ここらでストレッチをして休息を取ろうね」とでも唱えながら片足ずつ行った方が、あなた自身もストレッチ後の足と気持ちの両方が楽になります。自分で自分の足や身体をケアしていること、ストレッチをして自分を労わろうとしていることにきちんと意識をした方が、ストレッチ後の爽快感やリラックス感が高まりやすいです。
テニスボールを使ってできるストレッチ2
このストレッチは、床を使います。
床に座って両脚を伸ばし、テニスボールを膝の裏部分に転がしてください。そのまま脚を伸ばしてテニスボールを膝の裏の位置で転がして、膝の裏のストレッチをしてください。両腕を伸ばして手のひらは床につけるような体勢になり、上半身は倒さずに起こしておいてください。
こちらも先程のストレッチを同じように、片方の足が終わったら、もう片方の足でテニスボールを同じように転がし、ストレッチをします。
床にはヨガマットのようなマットを敷くか、カーペットを敷いている床を使ってください。フローリングそのままの床でやろうとすると、ボールが思わぬ方向に転がりますのでお勧めしません。
足のストレッチA
ここから紹介する3種類の足のストレッチでは、床を使います。床にヨガマットのようなマットを敷くか、カーペットの上で行うことをお勧めします。
紹介するのは、ヒラメ筋のストレッチです。まず片膝をつく体勢にしゃがみます。イメージは、床に何か証拠品が落ちているものを拾う刑事や探偵のような、海外の映画やドラマなどでプロポーズをするときのようなしゃがみ方です。
しゃがんだらそのまま、立てている方の片膝を抱えながら上半身を前に倒していきます。無理のない範囲で倒し続けて、その上半身を倒した体勢のままで20秒キープします。これを左右両方行いましょう。足も背中もお尻も伸ばすことのできる、シンプルながら気持ちの良いストレッチです。
足のストレッチB
このストレッチでは、フェイスタオルを使います。長方形の一般的なタオルで構いませんので準備してくださいね。ここでするのは腓腹筋(ひふくきん。ふくらはぎの筋肉のことをこう呼びます)のストレッチです。このストレッチも片足ずつ行います。
床に座って、脚を伸ばします。タオルは広げて両端(短い辺の部分)を持ち、伸ばした片足の、足の裏にタオルを引っ掛けるようにしましょう。そしてそのまま、タオルを引っ張るだけです。足の裏に引っ掛けたタオルの力を使って、足の裏や、ふくらはぎの筋肉をストレッチできます。
このストレッチも片足20秒ずつ行います。
足のストレッチC
これは後脛骨筋(こうけいこつきん)のストレッチです。
床に座り、片足は伸ばして、もう片方の足は伸ばした方の足の上に乗せるようにします。上に乗せる方の足は、あぐらをかくような体勢です。可能な限り、足部分(脚部分ではなく)が、体のそばに来るようにしましょう。
体制が整ったら、ふくらはぎと骨の間に指を入れるようにして「グッグッ」と押します。足の上に乗せている足が右側であれば、右手でこの動作を行います。その上で、左手は足を持って、ぐるぐると回してください。このストレッチも片足20秒ずつ行います。
このストレッチは、体が硬い方の場合、そもそもの体勢作りが難しいかもしれません。その時は無理をしないように気をつけましょう。
この動作は全て、足を足の上に乗せた状態で行います。
紹介した全部で5つのストレッチ、動画もあります!
ここではテニスボールやフェイスタオルを使る足のストレッチもお伝えしました。テニスボールは全身のストレッチに使うことができるので便利ですよ。ぜひ家にいくつか常備しておいてください。
自重(自分の体の重さ)ではうまく力を入れることができないような部位や、「ちょうど凝ってるここのポイント」のような場所にピンポイントで力を加えることができ、慣れてくると病みつきになる気持ちいい、時には痛気持ちいい使い心地を味わうことができておすすめです!
動画はこちら
ここで紹介した5つのストレッチを続けても足の疲れの解消ができない、ずっと足が痛い、などの症状が続くようであれば、ぜひ西明石コンディショニング鍼灸院にお越しください!
足や足の裏は、あなたの全体重を支え続けている大切な部位です。足は、普段しっかりと酷使している部位なんですよ。酷使しただけのケアやメンテナンスをしてあげる必要があります。
また、足の裏の扁平足やハイアーチが原因で不調が出ているようなことも。そのような場合、時間はかかりかすが、鍼灸や整骨院での治療で改善させることができます。また、内科的疾患がある可能性もあるため、ぜひ一度西明石コンディショニング鍼灸整骨院にご相談ください。
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